走(はしる)!投(なげる)!跳(とぶ)!スピードとパワー溢れるダイナミックなハンドボール。
また、空中の格闘技とも言われているスポーツ。
ヨーロッパではとても人気の高い競技ですが、日本ハンドボール男子は1972年のミュンヘン大会から1988年ソウル大会までのオリンピック4大会に出場(1980年のモスクワ大会は不参加)するも、以降、アジアの壁を突破できず苦闘の歴史を刻み続けています。
しかし、世界のハンドボールの世界ランキングは意外にもあまり知られていません。
ハンドボールの強豪国はどこなのでしょうか。
今回は、日本のハンドボールはなぜマイナーなのか、世界ランキング3選をご紹介します。
日本のハンドボールはなぜマイナーなのか?
漢字では「送球」というハンドボール。
実は、世界で2番目に競技人口が多いスポーツと言われています。
日本国内の競技人口は、約10万人と言われています。
ハンドボールが盛んなのはヨーロッパが中心で、ヨーロッパの週末のテレビを観るとサッカーかハンドボールが必ずと言っていいほど中継されているほど大人気のスポーツです。
世界ランキングは3つともヨーロッパの国ですし、男子に限っていうと過去のオリンピックでヨーロッパ以外の国がメダルを取ったのは、1988年ソウル・オリンピックでの韓国の銀メダル一例のみです。
そして日本はソウル・オリンピック以降、オリンピック本選に出場できていません。
オリンピックに出るくらいの実力があれば、世界で活躍する日本人選手も増え、テレビで中継される事で認知されもっと競技人口が増えるかもしれません。
これが日本でハンドボールがマイナースポーツと言われる1つの理由な可能性はあります。
それでは、世界ランキングをみてみましょう。
世界ランキング3選とは?
スイスに本部があるIHF(国際ハンドボール連盟)によると、世界ランキング1~3位は以下のとおりです。
- 1位 「ドイツ」
- 2位 「スウェーデン」
- 3位 「ロシア」
ちなみに日本は20位で、アジア最高位となる韓国は19位です。
日本代表のレベルはというと男子での20位と低くはないですが、オリンピック等にはなかなか参加出来ていません。
それは各地区の優勝した国しか参加出来ないからです。
最近の日本のハンドボールは?
男子のハンドボールアジア選手権2020が2020年/令和2年度、第19回男子アジア選手権が2020年1月16日(木)~1月27日(月)クウェートで開催されました。
来年の世界選手権(エジプト)予選を兼ねたハンドボール大会です。
27日、3位決定戦が行われ、日本はバーレーンに27―26で競り勝ちました。
世界選手権出場権も獲得しています。
まとめ
いかがでしたか。
ここまで、日本のハンドボールはなぜマイナーなのか、世界ランキングを3つ選んで、ご紹介してきました。
しかし、日本ハンドボールリーグ等で見せる選手たちの高い跳躍力から繰り出す迫力のあるジャンプシュートやスカイプレー(空中でパスを受けシュートする)、倒れ込みながらのシュートは、この競技の特筆すべき魅力であり、2020年の東京オリンピックに向けて広く魅力が伝わってくれることを期待したいです。
日本のハンドボールのランキングはまだまだですが、ハンドボールを知り、競技人口が増える事で野球やサッカーのようにスター選手が出てくるかもしれません。
その為には日本代表選手には頑張ってもらいたいです。
日本代表メンバー・彗星JAPAN、今後の活躍に期待しましょう!