開催国枠で出場決定したが果たして
日本男子ハンドボールのオリンピック出場が32年ぶり、女子は実に44年ぶりに開催国枠で決定し、前回のリオネジャネイロ大会の出場権を逃していた。五輪から遠ざかっていた日本に開催国枠で出場となったが果たして上位を狙えるのだろうか??
日本は世界選手権で最下位となった苦い経験がある、それが選手たちにとってどのように影響しているのだろうか。
ハンドボール 男子
競技開始
7月25日土曜日 ~8月9日日曜日
海外ではポピュラーなスポーツではありますが日本ではまだまだ認知度が薄く、ハンドボールファンが少ない印象がありますし、1度も試合を見たことがないという人も少なくないと思います。
日本のトップリーグ JHL『日本ハンドボールリーグ』の名前さえ聞いたことがなく、サッカーや野球に比べるとマイナースポーツと言わざる負えない事がわかります。
しかし現状は石井宏美選手や土井ミレイ杏利、男子では徳田新之介選手などが海外進出を果たしこれから先の日本ハンドボール界は徐々にレベルが上がっていくだろう。
海外との意識の違い
日本は決定的に体格が小さく、フィジカル面で大きな差があると言われてます。しかし決定的に違うのはメンタルの圧倒的な差があるのではいかと思う人も少なくないはずです。
サッカーで例えるなら、ブラジルの子供たちはそのへんに落ちてる材料でボールを作りサッカーをしている光景が目立つが、何よりすごいのはそのお母さんたちが青年の子供たちをドリブルであっさりかわしてしまう光景は見るものを驚かせた。
ベテラン土井ミレイ選手も語ったメンタルの違い。まるで戦争に行くような気持ちで試合に臨んでいるのだと言うが、なにより日本は経験が浅くレベルの違いは明らかなのは言うまでもない。
日本のファイティングスピリット
日本ハンドボール界において経験の差は否めない。欧州に比べると国内での試合数が少なく、また国際的な経験が足りていないと監督が苦言を呈している。
特にファウル数が少ないのは悪い事ではないですが、日本人の控えめな性格が出ているのかもしれない。
闘う上でファイティングスピリットが足りないのだ。
勝ちたいという思いは決して恥ではない、強く強く願った物だけがいける世界は必ず存在する。選手たちにとってもそれは十分わかっているはずだが決定的に何かが足りない。
その差を埋める為には海外での経験が不可欠であるし東京2020では大事な試合経験になるだろう。事実いい所までいってもメンタルの弱さが目立ち強豪国に逆転負けされるケースが少なくないのだ。
ハンドボール 女子
競技開始
7月26日日曜日 ~ 8月9日日曜日
バスケットやソフトバールからハンドボールに転向したという人が多いのがハンドボールです。
ハンドボールはバスケットのような動き、そしてソフトボールで培った玉を投げる肩の強さなどを生かせる競技です。
ハンドボールは女子のリーグも開催されている為、競技人口が少なく大学からトップ選手になることも可能なスポーツで入った学校に目当ての部活がない場合ハンドボール部に入るという構図が多い。
スポーツにおいて国民性というのは大いに関係している。わかりやすいのはアメリカで競技大国でありながらなぜサッカーがあまりいい成績を残せないのか??
一概にはいえませんが多くの人が1試合入って10点で2~3得点が多いサッカーはバスケットなどに比べてつまらないのだそうだ。
日本人女子においてハンドボールという競技が国民性にマッチしているのか??数々の競技のなかこのオリンピックが起点になるほどの結果を残すことが鍵になるだろう。
ハンドボール 社会人
ハンドボールの社会人クラブに入りたいと思っている方がどうやって入るか??
誰でも参加可能という社会人チームも多いですが、大事なのは「どんな雰囲気のチームに入りたいか??」が大事だと思います。
リーグ参加してて上位を狙っているチームなのか?和気あいあいとした運動目当てのほんわかしたチームなのか?
リーグ参加しているチーム数は学校などのサークルよりも社会人チームの方が比較的多いのでSNSなどで交流をしてみてはいかがでしょうか??
Twitter Facebookなどで検索すると色々なチームが出てきます。コメントをすることも可能ですのでそこから探すのがお勧めです。
ホームページを作っているようなサークルも少なくありませんがSNSの方が多いと思います。
ハンドボールは初心者がとても多いスポーツで、スポーツ歴がなくてもできる競技ですので、「学生」や「年齢」は関係なく誰でも取り組みやすいスポーツというのが日本のイメージでプロになろうと入る人は数少ないのが現状です。
特に大学の週1~2回の練習量に物足りなさを感じている人も少なくないのでちょっと勇気を出して参加してみるのはいかがでしょうか??
まとめ
ぜひ日本人には闘志を燃やしてほしい。もちろん燃やしているはわかってはいるがやはり足りないのである。
2020年のオリンピックが最終戦ではない。今後のハンドボールの未来において重要な位置あることは確かな事で、それ以降も成長と経験を積まなくてはならない。
世界の強豪と渡り歩くには日本全体が変わる必要性があります。あなたもぜひハンドボールの世界に入ってみよう。
一人一人の応援が数々のドラマを生む、あなたの応援が日本のハンドボール界を変えていくかもしれない。